「リトミックって楽しそう!音楽で感性が育つんだって。行ってみよう」
そんな軽い気持ちで申し込んだリトミック教室。
でもそこで、初めて「うちの子、何かが違うかもしれない」と感じました。
リトミックとは
リトミックとは、音楽に合わせて体を動かしながらリズム感や表現力を育てる音楽教育のこと。
乳幼児向けのクラスでは、ママやパパと一緒に参加できるものが多く、親子の触れ合いの場にもなっています。
感性や協調性が育つと人気で、0〜3歳の子どもを持つ親御さんにはよく知られた習い事のひとつです。
他の子は「ちゃんと」できていた
クラスに参加してみると、同じ2歳の子たちは、ちゃんとお母さんの膝の上にすわって、先生の話を聞いていました。
先生の指示が耳に入らない
先生が「次は太鼓を叩きますよ〜」と楽器を出すと、みんなわくわくしながら待っている。
上の子は…一目散に走り寄って、自分で取ろうとするんです。
「先生が来てくださいと言ってから」という指示は全く耳に入らない様子でした。
待てない、止まれない
最初の数回は「慣れないうちはこんなもんかな」と思って見ていました。
でも毎回同じ。
先生が楽器を出すたびに飛び出そうとするので、後ろから抱えて止めていたのですが、全力で暴れて大泣きして、収拾がつかないことも。
周りのお母さんたちがちらちらこちらを見ているのがわかって、恥ずかしいような申し訳ないような気持ちになりました。
毎回クタクタで帰宅して、「また今日も大変だった」と一人でため息をついていました。
2歳の「衝動を止められない」は、どこからが特性?
個人差なのか、特性なのか
2歳児はそもそも衝動的で、「待つ」ことが難しい時期です。
だから「まだ2歳だから」という見方もできます。
ただ、周りの子たちが少しずつ「待てる」ようになっていく中で、上の子だけがまったくそれができない状態が続くのを見ていると、「発達の個人差」だけでは片付けられない何かを感じていました。
後から知ったこと
指示が通らない、体を止められない、感情をコントロールできずに爆発する。
後から知ることになるのですが、これはADHDや発達障害の特性として現れることがある行動のパターンでもありました。
当時の私にはその知識がなく、ただ「どうしてうちの子だけ」と思いながら毎回帰宅していました。
まとめ:「違和感」は見て見ぬふりをしたくなる
家の中だけだと「うちの子の個性」で済んでいたことが、集団の中に入ったときに浮かび上がってくる。
でも当時の私には、その違和感を誰かに相談する勇気がなかった。
次の記事では、下の子が誕生し、余裕がどんどんなくなっていった時期のことを書きます。

